コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)

を今年から始めるということで、学校から派遣されて熊本まで文部省主催の

フォーラムへ行って来ました。



うちの小学校は、市でも最後の指定校ということになっているのを知っていましたが、

学校運営協議会制度が、国全体としてどのような位置づけなのかは全く知りませんでした。


で、

内容ですが、リンク先にあるとおり


コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)について

平成16年9月から、新しい公立学校運営の仕組みとしコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)が導入されました。

コミュニティ・スクールは、保護者や地域の皆さんの声を学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目指すものです。

コミュニティ・スクールの設置については、保護者や地域の皆さんの意向やニーズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定します。

ということです。

つまり、学校の立てた予定について、協議会から「もの申すことが出来る」システムです。

場合によっては「先生」の入れ替え(提案くらい?)も可能になります。



人事権をもつほどではないでしょうが、先生にとっては
 とてつもなく怖いシステム
かもしれません。



このコミュニティ・スクールというシステムよくできあがっています。

さすが、文部省


穴があるとすれば、協議会自体は手弁当で開催されることくらいでしょうか?

まっ、しばらくは補助金が出るようですので、それも問題なしかな?


あとは、地域で頑張ってくれる人たちがうまく確保できるような環境であること



PTAにかかわって、いろんなことを考えましたが、地域で選出した先生を入れられないだろうか?

ということが一つありました。(誰に話したわけでもありませんけど)


地域で選出した先生なら地域との橋渡し、地域の行事との接点になれます。



そういう想いも、地域側で推薦枠?を握れるなら、

「先生が意識的に地域にサービスする」という、期待を持つことができそうです。


なるほど良くできている。・・・





ただし、過激?なシステムに見えるこの制度、学校からのコミュニティスクール参加表明が無ければ、適用はありません。


指定を受けているのは、福岡では春日市内のほぼ全校を除けばわずかに4校のみです。

全部でたったの10校  ・・・へぇ〜

ますます春日に転勤族がやってきそうだ(*_*)


全国でも300にすぎません 来年は500?



ようするに、評判の良くないと自己評価しているところは、教育委員会や先生が首をかけてまでこの制度を取り入れることは出来ないわけですね。

仕事を増やすことにもなるし・・


それは理解できます。(=_=)




しかし、この制度を取り入れると、学校、地域の垣根が無くなりあらゆるところで「善循環」し始めることは間違いありません。


徐々に取り入れている学校が増えているようですので、先行しているところの良い情報がどんどん出てくるといいですね。